はじめに
卒業論文は簡単に言うと約3年間のゼミ活動を通して、学んだことのすべての集大成となります。各々が自分の興味のある・面白そうだ・調べてみたいといった根拠を元に自由にテーマを設定、その後先行研究を調査します。その際、それらの先行研究では考慮されていない点や明らかにされていない点に着目し、調査することでその研究に付加価値をつけます。さらに、自分が明らかにさせたいことにベストマッチする分析方法(AHP・CVMなど)を用いることで、より有効な分析結果を求めることが出来ます。このように亀山ゼミ生の卒業論文は、テーマを設定→先行研究を調査→付加価値の想像→分析→分析結果からの考察や提案、まとめ!という流れでとても理論的なものとなっています。そんな亀山ゼミ生の素晴らしい卒論のタイトルをご紹介いたします。
<2024年度>
➀47 都道府県を対象とした公立小学6年生の読書時間に関するパネルデータ分析
➁長崎県宇久島における離島交通再検討向けた要因分析
-アンケートデータを用いたロジスティック回帰分析-
③労働環境が魚介類の消費に与える要因分析
-全国年齢別データを用いたパネルデータ分析-
④子育て環境が人口の社会増減率に与える要因分析
-47都道府県を対象としたパネルデータ分析-
⑤佐賀大学経済学部生を対象とした日常行動が防衛機制に与える影響に関する重回帰分析
⑥切り花の消費に与える要因について
-2011年と2016年の47都道府県に対する重回帰分析-
⑦海上コンテナ積載率向上が輸送費やCO2排出量に与える影響分析
-安川ロジステックの物流データを用いた分析-
⑧出産前後の支援体制が合計特殊出生率に与える影響の分析
-47都道府県を対象としたパネルデータ分析-
⑨小学生のシャトルランの点数に与える影響の分析
-47都道府県のデータを用いた重回帰分析-
<2023年度>
➀潜在的待機児童数・待機児童数の要因分析
-”家庭環境”を踏まえた重回帰分析-
➁一人当たり訪日外国人旅行消費額に与える要因分析
-20 ヶ国・地域を対象にしたパネルデータ分析-
➂高齢者運転免許返納の都道府県格差に関するパネルデータ分析
④47 都道府県を対象とした合計特殊出生率の地域差に関する パネルデータ分析
⑤生命保険需要に与える要因分析
世帯経済状況を踏まえたパネルデータ分析と金融リテラシーを踏まえた重回帰分析
⑥西日本地域 674 市町村を対象とした一人一日当たり生活系非資源ごみ排出量に与える要因分析
⑦ペットの飼育が社会人の健康に与える影響
-アンケートデータを用いた計量分析-
⑧コロナ禍における電気機器産業の売上の要因分析
-上場企業上位 35 社を対象にしたパネルデータ分析-
⑨公共交通機関の満足度に影響を与える要因分析
-佐賀県におけるアンケートデータを用いた重回帰分析-
⑩保育従事者の離職要因分析
-保育施設各 47 都道府県のデータを用いた重回帰分析-
<2022年度>
①交通行動が健康寿命に与える影響分析
②佐賀県10市10町を対象としたマンション建設に関するパネルデータ分析
③交通事故発生率の高い地域における事故の要因分析
ー「道路交通環境」に着目してー
④米とパンの支出金額に主食以外の食材の支出金額は影響を与えるのか
ー2014~2018年の各都道府県庁所在地のパネルデータ分析からー
⑤市町村におけるマイナンバーカード交付率の要因分析
ー地域特性を踏まえて重回帰分析ー
⑥地方銀行の株式所有と地域企業の経営指標の関係
ー九州に本社を置く上場企業97社のデータを用いた重回帰分析ー
⑦1人当たりの酒類消費量に影響を与える要因分析
ー都道府県パネルデータ分析による定量的考究ー
⑧埼玉県63市町村における転入要因に関する重回帰分析
ー「緑の効果」に着目してー
⑨Jリーグクラブの存在が地方観光に与える影響に関するパネルデータ分析
⑩公営競技が周辺地域の教育や就業環境に与える影響について
ー78自治体を対象にしたパネルデータ分析ー
⑪観光産業と観光資源が失業率に与える影響に関するパネルデータ分析
⑫投資知識や時間が投資に与える影響
ーアンケートデータを用いたロジスティック回帰分析ー
<2021年度>
①ヘドニックアプロ―チの理論に基づく公営競技場の影響分析
ー地価公示価格を用いた佐世保市と和歌山市の事例ー
②若者のボランティア活動の継続要因に関する多変量解析
③沖縄県の時系列データに基づく開業率の要因分析
④企業の株価にスポーツはどのくらい影響を与えているのか
ープロ野球とニューイヤー駅伝のパネルデータ分析からー
⑤佐賀大学生の成績と日常生活および心理的要因に関する多変量解析
⑥食品ロス削減に関する意識・行動調査
ー食品ロス削減意識向上に有効なアプローチ方法の検討ー
⑦大学生の充実感と学食の利用に関する定量的分析
ー佐賀大学生を対象とした調査からー
⑧リーディング企業が地域に与える影響に関するパネルデータ分析
⑨高知県における転入・転出要因
ー地域の特性を踏まえた重回帰分析ー
<2020年度>
①若者の消費行動に関する意識調査
ージェネリック商品の有効なアプローチの検討ー
②公的政策がインフルエンザワクチン製造業に与える影響
ーセンサスデータを用いた定量的講究ー
③重回帰分析による開業率に影響を及ぼす要因分析
ー産業競争率強化法と働き方改革に着目してー
④環境に対する意識が電動車の所有に与える影響
ー消費者の環境配慮行動の積極性からー
⑤都道府県データを用いた公立小中学校の用便器率の規定要因分析
⑥サークル集団の勧誘活動に対する大学生の意識調査
ー勧誘活動の有効なアプローチ方法の検討ー
⑦喫煙率に対する要因分析
ー2016年の都道府県データを用いた定量的研究ー
⑧モバイルオーダーシステムに関する意識調査
ーAHPを用いた利用者数増加による業務改善の検討ー
⑨Withコロナ時代のマイクロツーリズムにおける交通手段選択
ーどのようなコミュニティサイクルが好まれるのかー
⑩AHPによる佐賀大学生の実家暮らしと一人暮らしの選択要因調査
ー居住スタイルと学業成績の関連性および支援策の検討ー
⑪大学生の水道水と消費行動に関する意識調査
ーAHPを用いた浄水器の有効なアプローチ方法の検討ー
<2019年度>
①レジ袋・液体洗剤から見る消費者の環境意識の変化
ーコンジョイント分析による購買予測ー
②ペットのニュースに関する意識調査
ー保護施設からの壌渡率向上を目指してー
③映画館の利用に関する意識調査
ー映画業界の現状と展望についての考察ー
④コミックマーケット参加者の意識調査
ー地方参加者と都市部参加者の主観の相違からー
⑤日本人の国内旅行計画に対する意識調査
ー旅行情報の有効なアプローチの検討ー
⑥AHPを用いた人生設計に関する意識調査
ー生涯未婚率の低下を目指してー
⑦蓄から投資へシフトする人口が増加しない要因とは何か
ー地域柄や投資における心理的作用からの考察ー
⑧髪型の変化における感性評価
ー女性からの好印象を得るにはー
⑨AHPを用いた佐賀大学生のアルバイトに対する意識調査
ーアルバイトの魅力向上を目指してー
⑩SNSとその口コミが人々の消費行動に与える影響
ーInstagramの有効性に関するAHPによる分析ー
⑪衣料品EC市場における若者の消費者行動分析
ー計画的行動理論からのアプローチー
⑫IR法における期待と不安の意識調査
ーAHPによる長崎県立大学と佐賀大学の学生の比較ー
⑬消費者が求める決済方法
ーキャッシュレス普及へのAHPを用いた分析調査ー
⑭AHPを用いた日本人の留学生活の実態調査
⑮大学生に必要なPCスキルと今後の情報教育の存り方
<2018年度>
①ライブやコンサートのチケット転売問題について
ーチケットに対する支払意思額からー
②アパレル市場におけるメディアを駆使したマーケティング戦略
ーAHPによる消費者のメディア選択の調査ー
③訪日韓国人観光客の日本旅行に関する意識調査
ー佐賀のインバウンド展開の方向性ー
④20~40代の若年成人の健康食品に対する意識調査
ー階層分析による事例分析からー
⑤ロジット分析から見る聖地巡礼者の消費行動の規定要因
ー佐賀県の「ゾンビランドサガ」を例にー
⑥大卒就職者の地元就職希望に影響する要素とは
ーAHPを用いた地元志向と就労欲求の関係分析ー
<2017年度>
①食材のブランド化による地域活性化
ー「佐賀野菜」ブランド確立への朝鮮ー
②九州内自治体による中韓との姉妹都市交流の現状
ー佐賀の姉妹都市交流の課題に向けた提案ー
③スポーツ参加市場の拡大と観戦行動
ー福岡・佐賀に住む佐賀大学生の意識調査からー
④インターネットにおけるフェイクニュース問題
ー情報の信頼性とその重要性ー
⑤佐賀大学留学生の観光行動における日本文化への嗜好
ー多文化共生と地域活性化の視点からー
<2016年度>
①九州・佐賀におけるインバウンド戦略
ー東南アジアの旅行客受け入れのあり方ー
②音楽イベントによる地域活性化
ー夏フェスが開催地に与える影響ー
③サードプレイスに関して
ー音楽はサードプレイス成立の要因になるのかー
④佐賀県の高速道路沿線の観光地における隣県からの観光入込客数のGISによる分析
ー唐津市・嬉野市・神埼市・吉野ヶ里町・有田町を対象にー
⑤空き家問題を解決する
ー自治体による空き家管理促進と課題ー
⑥佐賀市の中心市街地における「食」の選択と地域の存り方
ー階層分析法による学生と社会人の飲食店の選びの分析からー
⑦スマートフォン及び携帯電話によるインターネットとアプリケーション利用の実態と外食への影響
ー佐賀大学生を対象にした調査からー
⑧久留米市公共施設は地域活性化をもたらすか
ー過去の評価と今後の期待ー
⑨まち歩きと地域活性化
ー大学生は新たなターゲットとなりうるかー
⑩産学連携を活用したものづくり中小企業における連携相手とその立地の変化
ー北九州地域の中小企業の事例からー
⑪大学誘致に伴う小城市商店街の営業に関する今後の意思決定の分析
⑫佐賀大学生の睡眠への意識が学業への意欲にどのように影響しているか